せなか

cutlery

音楽 有機酸

映像 東洋医学

 

 

 

何でもないのに涙が
こぼれ落ちたらいいから笑って
一滴も残さずに救ったら
戸棚の隅のほうへ隠すから

 

誰かの言葉の分だけ
また少しだけ夜が長くなる
目を閉じたらどう?
もう見たくもない なんて
言えるわけもないし

 

不機嫌な声は霞んだ
浅い指輪の味を頂戴な
またいつもの作り話
灼けたライトで映す夢を見ていた

 

藍色になるこの身 委ね なすがままに
故に 忘れてしまっても
愛用であるように 錆びたカトラリー
君が終わらせてよ
最悪の場合は

 

何でもないのに涙が
溢れ出したら今日だけ笑って
一切の感情を殺したら
扉の前でちゃんと話すから

 

誰かの暮らしの分だけ
また少しずつ街が沈んでる
目を開けたらもう 誰もいないなんて
洒落にもならないし

 

愛想がつく前に 気兼ねなく我儘に
やがて無くしてしまっても
後悔しないように 織りなすメロディ
君と踊らせてよ
最善の用意は

 

不機嫌な声は霞んだ
苦い指輪納めて頂戴な
またいつもの作り話
馬鹿みたいな悪い夢を

 

藍色になるこの身 委ね なすがままに
故に 忘れてしまっても
愛用であるように 錆びたカトラリー
君が終わらせてよ
最悪の場合は

 

何でもないこの涙が
要らなくなったならもう忘れて
溜まった食器洗ったら
記憶の奥のほうへ隠すから

 

誰かの言葉の分だけ
また少しだけ君がいなくなる
目を閉じたらどう?
もう見たくもない なんて
言えるわけもないし

洗い物をしている人の背中がとても好きです。
かちゃかちゃと音を立てながら、
さっきまで食事が乗っていた白い皿が水にさらされて。
ありがとう、おいしかったよって
言いたくなります。
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しずかなへや

quiet room

音楽 有機酸

映像 東洋医学

声は出さないで

やり切れなさに

沈黙で叫んだ

言葉なんて

ここじゃ全く役に立たないことは

わかっているだろう

何を口にしても

味がしないな

まるで粘土細工の様だった

夜の塊 追い回されて

嵌る水溜り

泣き出した女の子が言った

「どうしてこんなにかなしいの?」

下を向いたままで答えた

「君もすぐに慣れるよ」

鮮やかが煩い公園でシーソー

穏やかな心が回転しそうだ

涙みたい きらきら

二人照らす鈴灯

淡い淡い闇の中へ

泳いでいくからついておいで

固く繋いだ手はずっと離さないで

ねえまだいるかい

長い長い道の端を

爪先で歩く 靴は要らない

最後の時までその目は離さないで

ねえまだいるかい

全部忘れても宵の寒さに

閉塞で嘆いた

幸せだけ繰り返しても

虚しくなることは

わかっていたけど

夢を口にしても

味気ないな

まるで泥人形の様だった

帰路の陽だまり

添い遂げられて

気付く蟠り

逃げ出した男の子が言った

「どうしてこんなにくるしいの?」

目を見つめたままで答えた

「きっと誰かの為だよ」

賑やかが寂しい桑園でいっそ

したたかに過ぎ行く人生みたいだった

手を伸ばす

浴槽 浮かんでいた水花火

緩い緩い風の中を

流れていくから 幼い日に

かわした約束は

ずっと忘れないでいてよ

もういいかい

永い永い暮らしの中

指先で探す 愛に会いに

最後の夜なら

ちゃんと聞かせて

本当の事はもういっか

崩れ落ちていく

崩れ落ちていく

いつか見た景色もすぐ褪せていく

流れ落ちていく

流れ落ちていく

涙の行方を君は見たのかい

はやくはやくはやく

消えてしまえ

どうせもうまともじゃ居られないんだから

黙ったままで 帰りを待たせて

淡い淡い闇の中へ

泳いでいくからついておいで

固く繋いだ手はずっと離さないで

ねえまだいるかい

長い長い道の端を

爪先で歩く 靴は要らない

最後の時までその目は離さないで

ねえまだいるかい

 

 

 

本当は九月になってから、投稿する予定でしたが、ミサイルが頭の上を飛んでいったり、体調を酷く崩したりして、これは本当にポックリ死んでしまうぞと恐ろしくなりました。

どうしてもその前に作品を一秒でも早くみて欲しくて、医学の動画編集が完了したその直後に世の中に出しました。

僕たちの作品を見てくれて嬉しいです。

僕も医学も、それだけでなんとかやっていけます。

ありがとう。

はじめてのやつ

 

僕は自分で作るまで一度もボーカロイドの音楽を聴いたことがありませんでした。

 

 

 

 

 

 

すごーーーーーーーーいとおもったはなしをします。

三年前の冬、僕は実家のとても寒い和室で布団にくるまりながら、

中古で買ったMacBook airにぎこちない手つきでピアノの音を打ち込んでいました。

作曲なんてしたことがなかったから、でたらめに感覚で打ち込んで、

三日かけてなんとかオケが完成しました。

曲ができてから、歌をつけようと思って、

実家の犬を膝に乗せながら作詞しました。

今もそうだけど、作詞は作曲よりも好きです。

曲ができて、弟に勧められて、初音ミクを買って僕の曲を歌ってもらって、

退紅トレインという曲を二コニコ動画に投稿しました。

うおー自分の曲を知らない人が聴いてくれている!って感動したのを覚えています。

作品を通してたくさんの人と出会って、ちょっとずつ人生がマシな感じになってきて

すごーーーーーーいとおもいます。

すごーーーーーーーーーーーーーーーい。